リモートID機能非対応のDJIドローンの修理交換対応

Phantom 4 Pro+、Mavic 2 Pro等のリモートID機能を備えていないドローンを継続使用されている方は、ドローンが故障たり、モーターなど消耗品の交換をした場合に、現在の機体登録が無効になってしまうと心配しているのではないでしょうか?

何故なら、今までのDJIサポートでの故障修理対応はほとんどの場合、切り分けを行い不具合個所の特定は行うが、筐体丸ごと交換して別シリアルの機体が返却される事が多かったからです。

私自身も、Phantom 4 Pro+とMavic 2 Proを過去に修理に出しておりますが、2回とも機体のシリアル番号が変わっていました

ですから、機体を修理に出すような事態になったら、リモートID機器を手配するか、リモートID機能を備えたドローンを購入するかの選択しかないと諦めておりました。

そんな不安な気持ちで迎えた7月早々のドローンフィールド相模湖の営業日、Phantom 4 Pro+で朝の試験飛行をしようとしたところ、『コンパス2 切断されました』エラー表示再起動しても復旧せず!コンパスのキャリブレーションで1度は復活しましたが、その後飛行で再度同様のエラーとなり、『コンパス2 切断されました』エラーが出っぱなし状態になりました。コンパスは2回路ありますので、飛行自体は可能ですが、冗長性が無い状態です。

 

 

いつかは壊れる日が来るとは思っていましたが、登録の義務化が施行されてまだ1ヶ月も経過していません!なんて不運なの?!

DJIのサポートにメールで、症状を伝え『シリアル番号が変わらない方法で、不具合部品だけの交換は可能か、場合によっては不具合部品を送っていただく事は可能か』と問い合わせたところ、『シリアル番号の変更なしに、部品の交換で対応する事は可能です』との事でした。また実際に機体を送った時のケース番号をこのメールに返信したところ、先方社内でちゃんと引継ぎを行ってくれるので、『ご心配なく!』とのありがたいお言葉!!『やるじゃないDJIサポート!!』

ちなみに、同時期に私共のLINEメンバー会員の方がMavic 2 Zoomジンバルカメラの故障で修理対応を依頼しましたが、こちらも機体シリアル番号の変更なく無事に返却されてきました。

※この情報は販売代理店さんなどには出ているようですが、一般にはあまり出回っておりませんので、私と同じように諦めていた方も多いかと思い情報共有させていただきました。

不具合があったら、無理しないでDJIサポートに修理に出しましょう!修理依頼を出す時は機体のシリアル番号が変更しないカタチで対応をお願いします』と確認をお忘れなく。

 

 

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無人航空機の飛行に係る許可・承認書の本年度更新が完了

今年も大事な年中行事である『無人航空機の飛行に係る許可申請』が無事に完了しました。本年度に予定されている免許制度が施行され、免許を取得後は本申請は必要がなくなります。私は、免許の取得を予定しておりますのでこれで最後の申請になります。

今回の更新も、機体情報や申請内容に変更はありませんでしたので、更新手続き自体は非常に簡単に完了しました。

加えて、『操縦者情報管理』の”飛行実績の時間”の更新も行いました。

今回 の許可承認書で変わったところは、上記画像で赤枠で囲った中に記載してある2点です。

1点目は、昨年度の途中で変更のあった飛行実績の報告の件 

2点目は、本年6月20日から施行される無人航空機の登録記号の件

私共の所有機体は、 以前に本ブログでも共有した通り、既に『ドローン登録システム』で機体登録が完了しておりますが、恒久的な対応としてリモートID機器に導入も積極的に検討していきたいと考えております。

 

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・2022年07月17日/リモートID機能非対応のDJIドローンの修理交換対応/

2022年01月07日/ドローン登録システム(企業・団体)手続き解説/

 

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