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iPhone 6/7のバッテリー交換

今回は、お仕事で使用しているiPhone 6とiPhone 7のバッテリー交換について記載します。

長年に渡り、Telloのプログラミングコントローラーのモニターとして、そしてMavic 2 Proデュアルコントローラのモニターとして活躍してくれたiPhone  6/7が 計4台あります。どれもさすがにバッテリーが弱ってきており、1日の講習の時間をもたない状況となっておりました。

以下は2機種のハードウェアのサポート状況と、バッテリー交換を依頼した場合の費用です。

〇iPhone 6 正規修理は既に終了 バッテリー交換費用:7,000円位(修理会社で対応)

〇iPhone 7は2024年9月に正規修理が終了 バッテリー交換費用:11,200円(Appleで対応)

 

 

この手の作業はリスクがありますので、一般の方はお金を払ってプロにお願いするべきだと思います。

私は、一応外資系の某コンピューターメーカー(D社、Q社、H社)に所属し、若い頃はハードウェアエンジニアとして仕事をして来ましたので、自分で作業をしてみました。

但し、コネクターや部品が非常にコンパクトに出来ているので、昔の技術は何の役にも立ちませんでしたが・・・。💦

iFactoryさんのiPhone 7用のバッテリー&工具セットとiPhone 6用のバッテリーをまずは1セットずつ購入してみました。

〇iPhone 7用のバッテリー&工具セット:2,470円

〇iPhone 6用のバッテリー:2,050円

交換の方法などは、各機種用にYoutubeに動画が用意されていますので、見て頂ければ作業内容自体はさほど難しくはありません

作業を上手く進めるコツは、以下3点です。

ポイント1.バッテリーを固定してあるテープを引き抜いて剥がす必要がありますが、この時にテープの近く本体をドライヤーで温めると比較的キレイにテープが剥がせます。

ポイント2.液晶パネルに接続されているコネクタが4個あり、Youtubeではこちらを取り外して、バッテリーを交換するとなっているのですが、このコネクタ自体が非常に細かくて繊細なコネクタですので、外すと接触不良となる可能性があります(以下のように)。2台目以降は液晶パネルを外さないで作業をする事でこの接触不良を防ぐことが出来ました。

注意1)私が最初に実施したiPhone 6のバッテリー交換は、手順の通りに行いましたので、液晶パネルのコネクタも取り外して実施しました。その結果が以下のように、液晶パネルの表示が・・・。💦

ポイント3.液晶パネルを外さずにバッテリーを交換するためには、上記ポイント1のドライヤーで温めてバッテリー固定用のテープがキレイに2枚とも剥がせている事が前提で、以下のように液晶パネルを倒れない様に、スマホホルダーを利用して液晶パネルを支えて作業を行う事で、液晶パネルに接続されている4つのコネクターは挿したままで作業が行えました。

何度か液晶パネルのコネクターを挿し直しや、コネクタ部分のクリーニングなど試みましたが、iPhone 6が1台使用不能となりました。

しかし、残りのiPhone 6 2台とiPhone 7 1台は無事に交換が完了して、バッテリーが元通り長持ちになりました。

という事で、この様なリスクがある作業ですので、皆さんにはお勧めしません。ダメ元でやりたいという方は、Youtubeを良く見て、上記コツと注意点を参考に試していただければと思います。