先日、久しぶりに乗用車のマニュアル車を運転する機会がありました。エンストしないかな?坂道発進でバックしないかな?など不安が頭をよぎりました。しかし!そんな不安の前に、エンジンがかかりません!
サイドブレーキを確認し、ギアをニュートラルにして、AT車の癖でブレーキペダルを踏み、スタートボタンを押してもセルモーターが回らない!何度かやり直しても、全くエンジンが掛る様子は無い!何コレ?
一緒に出掛ける人に、「この車エンジンが掛らないんですけど!」と伝え、もう一度やってみると『クラッチを踏んで!』との事、「なんですか?その風習!」 その方からすると、エンジンを掛ける時はクラッチを踏む(切る)事が当たり前のようです!
帰ってネットで調べてみたら、 クラッチペダルを踏んでいない状態でエンジンをかけることが不可能なシステムを、『クラッチスタートシステム』と呼び、 1999年7月 移行のマニュアル車(トラック以外)に採用されているようです。
そう言えば、私が所有したマニュアル車は【昭和57年式(1982年式)ランクル60】、【1990年式Mini】の旧車しかなく、ここ数年はマニュアル車を運転する機会は、トラックか古い軽トラ位しかありませんでした(笑)
私は、20年以上もこの仕組みに全く触れることなく生活してきたんですね。それだけ、今はAT車が主流という事ですかね。
出掛ける前に衝撃を受けたおかげで?エンストする事も、坂道発進でバックする事もなく無事に帰ってくることが出来ました。